最初にお断りしておかなければいけませんが、私は名医ではありませんし、神の手を持っているわけでもありません。
常に謙虚に、そして真摯に患者様の声に耳を傾け、納得がいく治療が行えるようにと心がけています。
来院してくださる患者様は、小児でない限り生まれて初めて歯科医院に行くと言う方はほとんどいないと思います。
何らかの経緯があって、つまり患者様一人一人に来院するまでの物語があるはずです。
ですから、すぐ椅子に座って口を開けてもらって、治療をするということはしたくありません。
あなたの本当の悩みをお聞きし、改善する方法を一緒に考え、お口の健康の支援ができれば幸いです。
まずはカウンセリングから始まります。
これは問診票に記入して頂いた内容をもう少し詳しくお聞きします。
今までの経緯やご要望、何でも教えて下さい。次に必要な検査をさせて頂きます。
具体的にはレントゲン診査やお口の写真撮影(治療後との比較のため)、歯肉(歯周病)の検査などです。
お聞きしたご要望と検査結果に基づき、 治療計画を立てさせて頂きます。
もちろん、被せがとれた・痛みがあるなどの急を要する事態には早急に対応させて頂きます。
具体的な治療が始まるのは来院2回目以降となります。
治療時に口の中の水や唾液を吸うサクション(バキュームとも言います)では小さな飛沫粒子(ひまつりゅうし)は上手く吸うことができずサクションの引き起こす乱気流に乗ってしまい、かえって周囲にばら撒かれると言われています。
この粒子には歯や金属などの粉塵や口腔内の細菌を含んでおります。
そこで当院では、口腔外サクションを各チェアに設置し、飛沫粒子、粉塵や細菌の飛沫を減少させる対策を行い、患者さんはもちろん、スタッフの安全対策に務めています。
実際に口腔外サクションのありとなしでの飛沫粒子動画を比較してみてください。
口腔外サクションあり 動画
口腔外サクションなし 動画
3ステップの唾液検査で、簡単かつ迅速に測定
1.採取
洗口用水で10秒間、口をすすぎます。
2.測定
すすいだ液を試験紙に点着して機器にセットし、すばやく測定します。
3.結果
測定結果はパソコンに転送され、簡単に結果シートを作成できます。
歯の健康、歯ぐきの健康、口腔清潔度に関する項目をチャートで表示し、その場で患者さんとできます。
LIONの唾液検査システム「SMT」の概要について、患者様にわかりやすくご紹介いただける動画です。
【3次元・新しい診断へ】
歯科用CTは、撮影データを3次元的に構築し、従来のレントゲンでは見えなかった顎骨の立体的な形態や神経の位置把握が可能となります。
例えば・・・
- 小児の埋伏過剰歯や歯列不正の診断
なかなか歯が生えてこない、変なところから歯が生えてきたなどの時3次元的に確認し的確に診断が可能です。 - 親知らずの抜歯
親知らずなどの埋まっている歯の位置確認ができる。 - 根管治療、歯周病の診断
歯根の状態や歯槽骨の状態を的確に把握することができ、今まで以上に精密な診断が可能です。
ご自分の歯が何本あるかご存知ですか?
今日、治療した歯はどこか分かりますか?
当院では患者様のお口の状況を分かりやすいイラスト付きの診断書として持ち帰っていただけます。
治療内容はこの資料を使って説明させていただくので、ご自身のお口の状態がよくわかり、理解しながら治療を進めていただけます。
お口の写真やレントゲン写真、検査値などのデータは一括管理いたしますので、以前の患者様のお口の状態と比較することで、症状の変化も一目で分かります。
麻酔時の痛みを少しでも和らげるために・・・
- 麻酔をする部分に表面麻酔という塗り薬を塗布して、粘膜表面の知覚を麻痺させます。
- 出来るだけ細い針(0.2㎜)を使用して痛みを軽減します。
- 細い針を使用するため、電動注射器を使用して細い針でもゆっくりと麻酔液を注入することで、痛みを少なくすることが出来ます。
当院では、歯科治療に不安感、恐怖心の強い方、歯科治療のストレスを軽減すべき患者様、嘔吐反射の強い方、小児を歯科治療の不協力児にさせないためなどに笑気吸入鎮静法を取り入れています。
この方法は、笑気吸入装置で30%以下の低濃度笑気と70%以上の酸素を混合し、専用の鼻マスクを用いて患者さんに鼻から吸入します。笑気の臭いはほのかに甘い香りで、違和感なく吸入できます。
吸入するとお酒を飲んだときのほろ酔い気分に似た状況となり、痛み、不安、恐怖がやわらぎリラックスした状態で治療が受けられます。 笑気の吸入を停止すれば、いつでも速やかに鎮静状態から回復します。
治療終了後は、数分で帰宅することができます。精神鎮静法は患者さんの意識を消失させません。
つまりもし患者様の体調に異変が起こった場合、患者様は不快症状として訴えることが可能で安心です。
当院では、次亜塩素酸水を使用しています。
次亜塩素酸水とは、不純物を極限まで取り除いた「超純水」と「食塩」を混合し「電気分解」した、「薬品」などを全く使用しない、安心・安全な殺菌治療水です。
ほとんどの細菌・ウィルスを瞬時に殺菌・不活化することが可能です。
(B型・C型肝炎ウィルス、ノロウィル ス、HIV、MRSA、インフルエンザウィルス、 O-157などほとんどの細菌、ウィルスに対応)主な利用法として、当院では手指の消毒、治療スペースのユニット・椅子・テーブルの清拭・消毒、義歯の洗浄・殺菌として使用しています。
また、ホームケアとして(~500ppm) 口腔内洗口によるプラーク形成抑制 、カリエス・歯周病予防、歯ブラシ・歯間ブラシ等の洗浄・殺菌、 使用する器具の洗浄・殺菌など幅広く応用しています。
お母さんにとっては少しでも早く治療が終了し、来院回数を減らしたいことでしょう。
お気持ちはとてもわかります。私は小児歯科専門医ですが、泣いてる小児もピタリと泣き止み治療ができるなどという能力はありません。
初めて受診される小児の保護者の方は、まず『歯科医院探検に行く』くらいのお気持ちでお願いします。
なぜなら、小児の場合、最初に怖いという印象を持ってしまうと、それを払拭するのはとても大変なのです。
さらに、痛みがあるなどの急性症状がない限り、無理矢理治療をする必要性を感じません。
『むしろ、それ以来歯医者嫌いになって・・・』
という話をよくお聞きします。
そこで、初診時は歯科医院の雰囲気に慣れてもらい、実際に使用する器具などを見て、触って、体験することで恐怖感を減らすと言うところからスタートします。
そして、おかあさんはたっぷり褒めてあげてください(少々ぐずっても)。
やまだFDCからはご褒美を差し上げます。上手く行けば『また来ようね』となるのです。
そして、具体的な治療は来院2回目以降となります。
これを何度繰り返しても成果が上がらない場合には、
抑制下での治療も視野に入れますが、まずは探検・見学のつもりで来院して下さい。
歯並びの相談は、矯正日を設けており、
- 奇数月第1土曜の午前・午後
- 毎月第3土曜の午前・午後
- 毎月第4土曜の午前
となっております。
矯正担当の近藤先生がご相談に応じます。
もちろん、それ以外の日でも随時院長がご相談に応じて、早期に治療が必要と判断される場合は、矯正日に予約を取らせて頂きます。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
矯正歯科担当 近藤俊
藤田医科大学病院
口唇口蓋裂センター
矯正歯科・小児歯科 担当
2001/3 | 朝日大学大学院修了 |
2001/9 | さばし矯正小児歯科勤務 佐橋喜志夫 先生を師事 |
2005/4 | 藤田医科大学医学部 歯科口腔外科学講座 助教 |
2013/1 | 藤田医科大学医学部 形成外科学講座 助教 |
2014/2 | 藤田医科大学医学部 形成外科学講座 講師 |
成 人 | 小 児 | |
初診料・相談料 | 3,000円 | |
検査料 | 35,000円 | |
※基本料金 | 750,000~780,000円 (メタルリテーナー使用時) |
Ⅰ期治療300,000円 |
Ⅱ期治療 450,000~480,000円 (メタルリテーナー使用時) |
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調整料(毎月1回) | 3,000円 |
※クリスタルのような透明な材料を使用する場合+30,000円とさせていただきます。
患者さまの審美的要求にお応えします。
部分矯正 | 50,000~200,000円(調整料3000円) |
矯正的挺出 (引っ張り出し) |
20,000円+被せもの (50,000~90,000円) |
別途、毎月調整料が必要となります。
上記のお支払方法をご承諾いただけた場合、矯正治療可能とさせて頂きます。